目次
まずは、求職者の方に知ってほしい「自社の魅力」を整理しピックアップします。
初手で動画の構成や演出について話し合う方がいるのですが、動画の軸を決めない限り、ただかっこ良く見せた中身のない動画になってしまいます。
かっこ良さも印象付けるためにもちろん必要だとは思うのですが、求職者の方に一番知ってほしい自社の情報・また興味を持ってくれるであろう自社の情報を意識して動画の軸となるポイントを考えましょう。
例えば、
「プライベートの交流も盛んで風通し良い文化」
「年齢問わず実力を評価してくれるので、競争意識が高い」
「育児などに対する福利厚生も整っている」
などの様に、箇条書きでOKです。
また、この時点で他社との差別化を明確にする必要はありません!
他社にないものは大きな魅力だと思いますが、今はどこの企業も福利厚生は充実させていて、大差ないのが現実です。
大事なのは、その制度や文化に対する会社としての姿勢や本気度を表現することです。
次にやることは、「誰に出演してもらうか」です。
また、出演してもらう社員は誰でも良いわけではなく、先ほどピックアップした魅力に対してエピソードを持っていそうな社員を探します。
「会社としての姿勢や本気度を伝える事が大事だ」と述べましたが、これを表現するのに最も有効的なのが「エピソード」です。
社員から「この会社では〜みたいな制度があって、そのおかげで〜ができる様になった」という実際にあったエピソードを話してもらえると、求職者の方も具体的にイメージがしやすく、自社の魅力も鮮明に伝えることができます。
「伝えたい自社の魅力」「出演してくれる社員z」が揃えば、実際に内容を作っていきます。
この際、抽象的すぎる内容は控えてください。
先ほども述べた様に、エピソードなどを活用して、求職者の方に具体的なイメージを持ってもらうことが重要です。
伝えたいことを内部の情報だからといって、変に隠して抽象的な内容になってしまうと、結果何も伝わっていません。全てオープンにすることで採用サイトにおいて「社員紹介」のコンテンツが活きてくるでしょう。
上記のステップにて注意すべきポイントは、何度も述べてますが具体的にイメージできるかどうかです。
その際有効的に使えるのが、画像や動画などといった視覚から入ってくる情報です。
文字だけではイメージしづらいものの、視覚の情報を伝えることで、より具体的なイメージをしてもらうと良いでしょう。
「社員紹介」を動画で作ることはとてもおすすめです。
文字情報だけだと中々読まれない、且つ具体的なイメージが伝わらず興味を抱いてくれず離脱してしまうといったことは安易に想像できます。
また、文字や画像から得られる情報と動画から得られる情報は約5,000倍違うと言われており、1分動画が3,600ページのwebサイトと同じ情報量だとも言われています。※
※アメリカの調査会社、Forrester ResearchのJames L. McQuivey博士が2014年4月に発表した研究結果より
最後までご覧いただきありがとうございました。
「社員紹介」は採用サイトにて重要なコンテンツとなってきており、多くの企業が力を入れてきています。
また動画での表現をしている企業も増えており、様々な工夫が必要です。
「社員紹介」により自社の情報をどの様に伝えることができるか、しっかりと整理して有効的な採用プロセスを構築していきましょう!